急性膵炎、そのあとに

2018/08/15

カラダのこと マイニチのこと

t f B! P L

カラダの、どこが痛くても、つらいものでございます。
先月突然に訪れた内臓捩じ切られるような痛みは、暫定名、急性膵炎と申します。
わたくしの【膵臓】さん、なんらかのエラーによりジブンを消化しようとしちゃったちょっと笑えないうっかりだったようで、…そんなうっかりおそろしすぎるんですが!今、てへっとかされてもかわいくないんだからな!

理由というか、原因は、【わからない】そうです。
女性の急性膵炎の場合、約半数は原因不明なんですって。男性は、アルコール過剰摂取と石が二大原因らしいんですが、要因は男女で全然比率違ってる(!)そうで、あらびっくり。
まあ、疾患、因子が特定できるもののほうが少ないですもんねぇ。メニエールだって、ほぼ原因不明ですもんねぇ。
それが【なぜ】起こるのか、わたしに起こってあなたに起こらなかったのはどうしてなのか、このへんはまだまだ答えの出ない問いでございます。100年後200年後の医学なら、いまより少し生命の現象に近づいているでしょう、ガンバレ未来の科学者さんお医者さんー。ヒトのカラダは、まことに不思議なものでございますー。

結局、わたくしは、カッコカリ(仮)ってつくような「急性膵炎」でした。
ううむ。だってねぇ、ネットで調べると、おおよそ「即入院」「絶飲食」「輸液」がワンセットなんです。なんだネット知識かとか言わないで。ウチの専門書、筋骨格系と経絡系しかないんですよ!疾病はサッパリですよ!

私の場合、入院しなくて済んだ(って言うのかアレ)ので、今月ふたたび血液検査(幸い無料の健康診断月だありがとうございます大館市!)で何事もなければ、寛解!…ってことで、とりあえず、いいんじゃありませんかね…?急性膵炎は再発の可能性が低いみたいだし、OK出してくれたらいいなドクター!
今後の生活、改善せぇやという、ありがたい警告ですよね…。起こったことはすべてよいことだ。ただ、二度目はなくていい、全力でさようならだ!みんなで受けよう健康診断!(なにを言ってるんだ、なにを)


さて、【その後】の和屋、強制リセットによりいくつもの初期化やら再設定やらがカラダに起こっております。

・姿勢のゆがみがどっか行った(軸でしか立てない)
・アレルギー鼻炎っぽいのがなくなった(鼻をほぼかまない)
・食欲が必要以上になくなった(食生活まるっと変化)
・体重ダウン(ハラへっこんで脚細くなった)
・体力ダウン(…旅行とか長距離歩くとかはまだムリ…)
・認知の変化
・出力の変化

食欲、については、激痛3日間の絶食が強力にインプットされたような、食べたくないと食べなくてもいいやが絶妙にブレンドされたような…ええと、夏バテも含まれますか?(汗)
具体的にはこんな感じです。

摂らなくなったもの
・アルコール、緑茶、炭酸水
・チョコレートやお菓子(間食ほぼなし)

いま、摂っているもの
・白米、味噌汁
・ささみ、卵、茶わん蒸し
・ヨーグルト
・ゼリー飲料、スポーツドリンク、麦茶

…ダイエットか。
違う不可抗力だ!

膵炎前、あれだけ飲んでた緑茶や、ぽいぽい食べてたチョコレートがまったく欲しくなくなり、そういやトイレの回数も減りました…な…。
膵液って、水を飲んだだけでも分泌されるそうなんです。「膵臓を休ませろ」というカラダの指令が、食欲信号そのものを、伝達されにくく抑えているのでしょう。と、勝手に解釈しておりますこの食えないっぷり。腹八分目どころか六分目がやっとですよ…あと、熱中症予防で、いま、どうしたって水は飲みますけどね!

私のたのしみだった晩酌(ビール350缶1本)も、すみませんしばらく(ことしいっぱいは)遠慮させてくださいという有様でございます。食べる、飲むたのしみが、いま遥か彼方に遠ざかっている…!なんということだ!いちばんアレなのはそれがさほど悲しくもないってことだ!比較的すみやかにカムバック私の食欲よ!ヒトとして、おいしいものを食べる嬉しさをぶん投げちゃアカンて!

認知の変化、というのは、情報の処理能力が【うまい具合にニブくなってる】感じです。今まで、あれもしなきゃこれもしなきゃの洪水だったのが、とりあえずダム作って全部沈めといて、「私ができること」「今、やること」に限定して放水してるような、これについてはラクになったなーとすごく思います。この、ココロでいようや、私。
ただ、これ、出力の「めんどくさい」とワンセットのような気も、すごくします!今発言をしたい言葉があるけど喋るのしんどいしめんどくさいから黙ってよう、が、たびたび起こってます!やっぱアカンことじゃないですか!

和屋、虚弱キャラとして、しんどい期、回復期、それぞれに過ごし方はこなれております(まったく誇れないスキル)。
それでも、今ほど回復がラクなことはかつてありませんでした。私、この仕事しててよかったなぁ…。エマージェンシーさえ乗り切ったら、カラダの立て直し方、整え方はまかせとけってもんでございます。お医者さんは病気のプロ、和屋はラクになるための、【げんき】のプロですからね!負け惜しみなんかじゃないやい!

(18:35)


 

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